ラジオクリルタイ公開録音に参加したよ

連休中にちょうど上京していたので*105/06に行われた「ラジオクリルタイ」公開録音イベントに参加してきました。
http://www.voiceblog.jp/hatenahimote/
http://d.hatena.ne.jp/khriltaimenbers/
大変面白い(興味深い)イベントでしたよ!

クリルタイの皆さんことはてヒ(の方々のblog)には異性だけど一人の非モテ人間として共感するところ多く、毎回楽しく拝見/拝聴しております。その上、今回の公開録音はあの『サルまん』や『私とハルマゲドン』のたけくま氏もゲスト参加と知った時点で「なぁにこの夢の組み合わせは。うおー、行きたいぜ!」と思い、ちょうど上京時期と一致したので向かった次第であります。

ラジオクリルタイはてな非モテ界って男性(男子)メインな世界じゃないですか。一応性別:女子 としては「♪男の中に女がひとりぃ〜*2」な、どうみても女子的にはアウェイです。な感じの空間に突入しちゃっていいのかなぁ。オレって空気読めない子だよなー(ため息)行かない方がいいかも……と若干悩みましたが、それでも私のこの好奇心*3は止められないんや!と自分を奮い立たせて行きました。でも、実際行ってみたら客席に女性もちらほら居たのでそれほど心配することは無かったのでした(良かった)

客席のはてなid所持者80%(推測)にビックリ。はてな界隈で有名な方々も来ていたようですね(人の顔を覚えるのが苦手なので覚えきれなくて残念 orz)
ラジオの内容については音声が公開されていますし、他の方が書かれてるのでここでは改めて言及しなくていいかな……。竹熊氏の話は書籍やblogと同じく面白かったです。1200円の元は充分取った、むしろ3600円位は楽しんだね!

その後の2次会3次会まで行った(自分で言うのもナンだがチャレンジャーだな>オレ)上での印象ですが、挙動不審な人はいなかったし、皆ごく普通の人たちでしたよ。むしろ紳士!話してて楽しかったです。(いわゆるチェリーナイツなのかもしれないが……それでもDQNよりは遙かに大人な方ばかりでしたよ)アウェイな上に小物ブロガーな私ですが普通に扱ってくれてありがとうございました>皆様

今回のオフで色々ネタ(のタネ)も補充できたし、またこのblogも更新していきたいですね。

余談だが入口の「web2.0研究会」ってなんだよ!!(爆笑)一瞬「あれ、ここで合ってる?」とまんまとダマされた私DEATH。く、悔しくなんかないんだもんね(ツンデレ風に)

*1:私は現在首都圏在住ではありません

*2:でも決してサークルクラッシャーにはなれない。という所がミソです(笑

*3:<ニヤニヤすることではなく「知りたい!」という欲の事です

声をかけることが出来ないのが何より非モテの証拠です

3次会のカラオケBOX(喋りばかりで誰も歌わなかったが、下らないカラオケなんかより話が面白すぎるので全然OK)でたけくま氏の横に座る機会があったのに何も言えなかったチキンな私……(泣)今思えばあの時せめて「ふぁ、ファンでぇす」などと一声かける位の事ができなかったのかネ?ダメすぎです>自分
こ、コレこそが非モテクオリティの証ッ……!!(血涙)○| ̄|_

漫画好きとして『サルまん』はぜひ押さえておきたい一冊だし、リアルタイムでエヴァにハマったので『パラノ/スキゾエヴァンゲリオン』は必死に読みました。そして自分がオタクや非モテに関して考えるにあたって『私とハルマゲドン』(ちくま文庫・現在品切<再版熱烈希望)には影響を受けましたねー。
(下のエントリに続く)

旅人の論理

(上のエントリの続きです)この『私とハルマゲドン』にある「ケンカの時は相手の土俵に乗らない」ことと「旅人の論理」が特に好きで……。ネット上に「旅人の論理」の部分の文章があったので以下引用。

 人間が生活するためには、結局なんらかの組織に依存する仕組みになっている。完全な自由(わずらわしい人間関係からの解放)なんてものは、幻想だということだ。(略)

 その頃、おれは東京芸大によく遊びに行っていた。(略)そのとき偶然ながら、文化人類学者・西江雅之氏の授業を聴いたのである。(略)
「あなたたちは芸術家の卵だから、自分を取り巻いている鉄格子のような価値観から逃れて自由になりたいと思っているでしょう。(略)では、その檻を出たらどうなるのでしょうか。そこにはきっとまた別の檻があります。この檻がすなわち文化です。人間社会というのはジャングルジムのように文化という檻が無限に連鎖している。人間が人間である以上、そこから脱出することは不可能です。では、そこで自由を求めるならどうすればいいのか。唯一、人間に許された自由を享楽する方法は、そのいくつもの檻と檻の間を行き来することです。檻から脱出することは無理でも、檻から檻に移動することは可能です。つまり、旅人になるのです」
 これこそは以後のおれに決定的な影響を与えた「旅人の論理」である。
http://www.netcity.or.jp/otakuweekly/PRE0.9/TR8.html

「いつでもこのフレーム(檻)を移動できるんだ!という視点が大事」ということ。