非モテ本に寄稿しました

http://d.hatena.ne.jp/khriltaimenbers/ の方に既に書いてありますが、夏コミ(コミックマーケット70)3日目(08/13)にて発行される『奇刊クリルタイ』に寄稿させて頂きました。


本誌では“犬下篠”と名乗ってます。「こういう時はPNが必要かなあ」と思い、idをもじって付けて提出したけど、他の執筆陣の皆さんははてなidをそのまま名乗っているようで……。また空気読めない子の伝説がひとつ増えてしまった。orz


idと言えば……余談ですが、under-the-dog という当blogのidは「GREAT3」のアルバムの同タイトルの曲から取りました。

Richmondo High

Richmondo High

そんなに/悲しいなら/犬の下で/眠ればいいさ
そんなに/苦しいなら/犬の下で/眠ればいいさ
このまま/ずっと

under the dog/GREAT3

もう発売されて10年以上経つんですねー。リアルタイムで聴いてたんだよな

G3のメンバーは渋谷系でちょいワル*1でモテモテだったらしいが、ダメ人間で切ない曲を書くのです。夏になると聴きたくなるアルバム。TUBEやサザンじゃなくてカーネーションやGREAT3だよ!夏といえば!(ここでもマイナー趣味……)

*1:当時はこの言葉はまだありません

環境による「モテなきゃ圧力」の違い

酒井:斎藤(環)さん自身の青春時代は?
斎藤:もちろん暗いものでした。
(中略)
あの頃の筑波というのは、抑圧の場所としてはすごいものがある。筑波全体が、というわけではなくて、要するに若い男女が地理的に隔離された結果、極端に流動性が高い場所ができてしまったんですね。結果として男女関係については、それこそ勝ち組、負け組的な格差が広がりやすくなり、私のような負け組はルサンチマンをため込みつつ必然的におたく化していくことになる。

斎藤環,酒井順子『「性愛」格差論―萌えとモテの間で』(中央公論新社)p94から引用)

上の本にあったこのくだりを読んで「あ、やっぱり筑波ってそうなんだ……」と思い出したことがあります。

以下に書く話は、私が以前ネットで知り合った友達Yさん(筑波大学卒・女性・1970年代前半生まれ)と数年前にオフラインで会ったときに直接聞いたハナシです。
大学卒業後に即結婚をしたYさんは、非モテの私から見たら遙かにモテ・エリートコースを歩んだお方でした。(私がYさんと知り合ったのは結婚後です。)久しぶりにオフラインで会ったから、とネット上では話さない/話せないような色々な事を喋ってるうちに、モテ非モテ*1の話題になったので「卒業後直ぐに結婚するなんて、Yさんはさぞかしモテモテだったんだねー」と冷やかし半分に言ったら……

Yさんからはなんと「私、全然モテなかったよー」という意外な返事が返ってきました。

え、ええ?彼女の言葉にたいへん驚いた私は「『卒業後に即結婚』というのは、大学時代に恋愛してないとできない事ですよね?」という内容の質問をしました。

  • そこで得たYさんからの回答。

筑波大学陸の孤島(つくば学園都市は大学や研究所以外は何もない所)で、学生も他の地方から来る人間が多い。イコール、一人暮らしが圧倒的に多い。
(参考:筑波大生90%が大学の周辺に住んでいる学生の町
・下宿ということで親の目がないので、彼氏/彼女ができるとそのまま同棲生活*2にもつれ込むことがとても多い
・周りがホイホイくっついていく中で「異性と付き合えない」というのはプレッシャー

  • そういう環境にいたYさんの話

・理系で女子が少ない環境にいたが数年間は彼氏ができなかった
・ようやく彼氏が出来たのは上級生になってから

  • Yさんが早く結婚した理由

・彼氏が数歳上で先に就職し、遠距離恋愛になってしまった。結婚すれば一緒に(近くに)住めるから卒業後すぐ結婚した

……とのことです。以上。
(そういえば、木尾士目げんしけん』(筑波大学のサークルがモデルらしい)にも卒業後即結婚のカップルが居たなあ。卒業後即結婚、って余り無い気がする……在学中から付き合っていても、実際結婚するのは数年後の場合が多いような)

下宿生が少ない地元の女子大に実家から通学してた私の環境と、下宿生が多い大学にいたYさんとの環境とではカップリング(モテて、つがいになること)へのプレッシャー(モテなきゃ圧力)が全然違っていたんだなー。ということがこの話で分かりました。
私もモテない事で悩んでいましたが、学生時代は周りの人間も比較的モテない人が多かったのでプレッシャーは低かった。しかし、同じ学生時代でもYさんの場合、周りがカップルだらけだった中で「独りモノ」(彼氏無し)である事は重圧だったのでしょう。(結局、最後には「結婚」という最大のカップリングに成功した訳ですが……)

この件では、環境による「モテなきゃ圧力」の違いを良くも悪くも痛感した次第です。

*1:当時はこの言葉まだ無いけど

*2:どちらかの家に転がり込むのかな?

【思いつき】どうせ非モテだからチャットでもしようぜ!【突発テストversion】

犬下さん

(テストなので、実施以降はこのエントリは消去する場合があります)


突然ですが本日(05/19)「はてなわんわんワールド」にいます。
http://world.hatelabo.jp/
はてなのサービスしている簡易チャットです。(はてなID必須)

じかん:05/19 23時〜適当
ばしょ:このへん→ http://world.hatelabo.jp/?x=139.75813150405884&y=35.69656707742542

クリルタイの方のblogで言及された非モテの街、ということで神保町の位置にしました。(位置はとりあえず。今後変えるかも)
参考エントリ:非モテ男子の街(Welcome To Madchester)
http://d.hatena.ne.jp/republic1963/20060313#p3

犬(under-the-dog)なのに猫(トロ)のアイコンを見かけたら声をかけてください。
私のアイコンが見つからなくても、適当にその辺の犬とクネクネ(はてなジャーゴン)するとよいと思うよ!


余談だが、東京@わんわんワールド内は「犬」が一杯いていいなあ。私の地元なんか犬のフンすら見あたらないよ。

(05/20追記)昨晩のチャットに参加してくださった方々へ:
テストへのご協力どうもありがとうございました。
非モテ話は余りしてなかったけど(苦笑)くねくね……じゃない、チャットでたわいもない世間話をするのも良いなーと感じました。

今回の開催は突発的だったこともあり「参加したかったけど時間が合わなかったよー」という方もいらっしゃるかと思います。
また日を改めて開催したいと思っているので、その時はよろしくお願いします。

はてなわんわんワールド」は はてなidを持っていれば誰でも参加できますので、それぞれ日時を待ち合わせてチャットするのもいいんじゃないでしょうかね?オフ会と違ってネットに繋げればどこからでも気軽に参加できるし。

文化系女子モエ?欲望されてもイヤ、欲望されなさすぎてもイヤという複雑骨折女子心

(このエントリはのんびり書いていたらだんだん話題遅れっぽく……せっかくなので載せておきます。まとまってなくてすみません)

外してるかもしれないけどついでに書いておく(kmizusawaの日記)
http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20060513/p2

などで色々言及されてますが、「文化系女子萌え」という雰囲気(「萌え」そのものの発言は無くても、それに類した雰囲気を感じました)がヒンシュクを買っているようですね。
超単純にまとめると、「表面だけ見て欲望するな!」「わたしを束ねないで」という2点が問題なのかしら。

自分、「ユリイカ」誌の文化系女子特集には「そうよ、そうなのよ!」と共感したり、自分と同じ価値観を持った女性が世間の多数派(マジョリティ)ではないがそれなりに一杯居る事が分かったりして楽しく読んだクチですが「ダ・ヴィンチ」誌の方は表層だけをなぞってるようで「ちょっと、コレはどうかなあ」と思いました。

趣味や嗜好(漫画好き・音楽好き・読書もサブカルも好き)から言うと自分も「文化系女子」のカテゴリーに入ってるんだと思いますけど、別にモテたくて(欲望されたくて)文化系になったワケじゃないもん。(むしろ、オンナであるだけで自動的に欲望されちゃう事にウンザリしています。仕方ないのかなあと諦めつつ)それなのに、これらがモテ非モテの文脈に回収されそうになってて「ん?」という違和感はあるな。

そーれーとーさー、あなた達の好きな「文化系女子」にはどうせ「カワイイ」の形容詞が付くんだろ?(<disってみた) ブサイクな文化系女子は自動的にアウト・オブ・眼中にしてるくせにー(ジタバタ)私たちは、存在すれども姿は見えずな存在。そういえば、ダ・ヴィンチの見出しでは「“カワイイ”文化系女子が好き!」になっていたっけ。可愛くないのはダ・ヴィンチ的には文化系女子じゃないということか……(遠い目)

あと、「ユリイカ」の定義によれば「腐女子」も文化系女子なんですがどうしますか。君は相手が腐女子でも愛せるか!?(<アニメのキメぜりふ風に読んで下さい)*1

でも……欲望されても「アタシに勝手に欲望するなー」と思うし、逆に全く欲望されなくても「モテない私ってダメなんだ……orz」と思っちゃうのよね。アンビバレントな気持ち。<この気持ちは女性なら分かると思うけどどうでしょう?

個人的には上のように、(今まで存在しないかのように扱われてきた)文化系女子にライトが当たって嬉しい気はするが、内面も知らないうちにしゃっつらだけで萌えられてもなあ。とムカついたり。そんな感じです。欲望されてもイヤ、欲望されなさすぎてもイヤという複雑骨折女子心。

ところで私は文化系男子は好きですが、その中に含まれるであろう「メガネ男子萌え」が一部男子(男性)間で忌避されたのって、外部から勝手に欲望されるのがイヤだったのかなあ。女子は勝手に萌えられる(欲望される)のってイヤになるほど普通の事なんだけどね orz

  • 今回の件で興味深かったエントリ:

文化系女子」は膜だって話(身もふたもない)(電脳ポトラッチ)
http://noraneko.s70.xrea.com/mt/archives/2006/0515004014.php
文化系女子」が好まれるのは「世間ずれしていない処女萌え」と同じなのでは。という鋭いツッコミ

(文化系)女子の憂鬱(Ohno blog)
http://www.absoluteweb.jp/ohno/?date=20060516
モテ命のエビちゃん系女子とユウウツな文化系女子。欲望される女性。

男子にはなれない●第一回●『下妻物語』の退廃と諦観大野左紀子
http://www.absoluteweb.jp/NewFiles/untitled9.html
上のblogの著者の方が書いた、女子/女性であることの絶望感 他の回も非常に考えさせられます

あやまらなくっちゃ(夜と女と芸能と読書)
http://d.hatena.ne.jp/booksbooks/20060510#p1
文化系女子はカワイイ子以外は見えない存在なのでは……

ダ・ヴィンチのチェックシートだけで「文化系女子」語るの禁止な!(ARTIFACT@ハテナ系
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060515/culturegirldavinci

文化系女子チェック(本物)Beltorchicca
http://www14.big.or.jp/~onmars/index.cgi?date=2006.05.15&pass=
コーヒーミルククレイジー吹いた。(ネタです)


追記:今回の争点である「文化系女子萌え」という発言そのものの発言は無かったようですが、(参考:非モテが「文化系女子萌え」と言ったのかを検証してみる−まとめサイト脳の恐怖−id:masao_hateさんの発言からは「萌え」とは明言してなくても「萌えと言ってるのと同じ雰囲気」を感じたけど。だからこそ「実は誰も“萌え”とは言ってなかったのだ」という事柄が見過ごされていたのでは?

*1:この文章が腐女子への差別に見えたらスミマセン、私も腐女子腐女子歴既に2桁突入)なので自虐芸です。杉浦某なんか目じゃないヨ

声をかけることが出来ないのが何より非モテの証拠です

3次会のカラオケBOX(喋りばかりで誰も歌わなかったが、下らないカラオケなんかより話が面白すぎるので全然OK)でたけくま氏の横に座る機会があったのに何も言えなかったチキンな私……(泣)今思えばあの時せめて「ふぁ、ファンでぇす」などと一声かける位の事ができなかったのかネ?ダメすぎです>自分
こ、コレこそが非モテクオリティの証ッ……!!(血涙)○| ̄|_

漫画好きとして『サルまん』はぜひ押さえておきたい一冊だし、リアルタイムでエヴァにハマったので『パラノ/スキゾエヴァンゲリオン』は必死に読みました。そして自分がオタクや非モテに関して考えるにあたって『私とハルマゲドン』(ちくま文庫・現在品切<再版熱烈希望)には影響を受けましたねー。
(下のエントリに続く)

ラジオクリルタイ公開録音に参加したよ

連休中にちょうど上京していたので*105/06に行われた「ラジオクリルタイ」公開録音イベントに参加してきました。
http://www.voiceblog.jp/hatenahimote/
http://d.hatena.ne.jp/khriltaimenbers/
大変面白い(興味深い)イベントでしたよ!

クリルタイの皆さんことはてヒ(の方々のblog)には異性だけど一人の非モテ人間として共感するところ多く、毎回楽しく拝見/拝聴しております。その上、今回の公開録音はあの『サルまん』や『私とハルマゲドン』のたけくま氏もゲスト参加と知った時点で「なぁにこの夢の組み合わせは。うおー、行きたいぜ!」と思い、ちょうど上京時期と一致したので向かった次第であります。

ラジオクリルタイはてな非モテ界って男性(男子)メインな世界じゃないですか。一応性別:女子 としては「♪男の中に女がひとりぃ〜*2」な、どうみても女子的にはアウェイです。な感じの空間に突入しちゃっていいのかなぁ。オレって空気読めない子だよなー(ため息)行かない方がいいかも……と若干悩みましたが、それでも私のこの好奇心*3は止められないんや!と自分を奮い立たせて行きました。でも、実際行ってみたら客席に女性もちらほら居たのでそれほど心配することは無かったのでした(良かった)

客席のはてなid所持者80%(推測)にビックリ。はてな界隈で有名な方々も来ていたようですね(人の顔を覚えるのが苦手なので覚えきれなくて残念 orz)
ラジオの内容については音声が公開されていますし、他の方が書かれてるのでここでは改めて言及しなくていいかな……。竹熊氏の話は書籍やblogと同じく面白かったです。1200円の元は充分取った、むしろ3600円位は楽しんだね!

その後の2次会3次会まで行った(自分で言うのもナンだがチャレンジャーだな>オレ)上での印象ですが、挙動不審な人はいなかったし、皆ごく普通の人たちでしたよ。むしろ紳士!話してて楽しかったです。(いわゆるチェリーナイツなのかもしれないが……それでもDQNよりは遙かに大人な方ばかりでしたよ)アウェイな上に小物ブロガーな私ですが普通に扱ってくれてありがとうございました>皆様

今回のオフで色々ネタ(のタネ)も補充できたし、またこのblogも更新していきたいですね。

余談だが入口の「web2.0研究会」ってなんだよ!!(爆笑)一瞬「あれ、ここで合ってる?」とまんまとダマされた私DEATH。く、悔しくなんかないんだもんね(ツンデレ風に)

*1:私は現在首都圏在住ではありません

*2:でも決してサークルクラッシャーにはなれない。という所がミソです(笑

*3:<ニヤニヤすることではなく「知りたい!」という欲の事です

友達100人はいらないよ

「ともだち100人出来るかな」って歌があるけど、あれは「友達至上主義」ってことなのかな?とふと思ったり……いや、それは冗談ですが、あの歌からは恋愛至上主義と同じレベルの強迫観念を感じるのは確か。「恋愛しなきゃ」と同じ「友達いっぱい作らなきゃ」というカンジの。恋愛(恋人・配偶者)と違って、友達は何人いても倫理には背かないですからね!(<ってオイ。)
この歌を覚える小学生のうちから我々は洗脳されてるってことかなあ(苦笑)

私は、わざわざ気の合わない人と一緒にはいたくないです(仕事などで仕方なく付き合うのは別ですが……)薄いレベルの友達を100人持つより、同じような価値観を持った少数の友達と交流する方が幸せだと思うんだけども。これは、私がオタクだから。という理由もあるかもしれません。
インターネットを始めてから私のこの望みは割と叶えられているので現在の私はまぁまぁ幸せです。「皆仲良くしなきゃイケナイのだ」という学生時代(主に小中高)は辛かったけどね;同調圧力がダメなんだよな。
以下、同じことを考えてそうなTOMOVSKY氏の詞を引用。

チームのために 自分を殺す そんなこと しないでね
みんながみんな わがままに それぞれのために それぞれのしあわせ

そしてチームは 進む
TOMOVSKY「チーム」